非正規だけスタグフレーションの刑

 みなかさんわりと自炊をするのでスーパーに行くのですが、行くたびにネギが10円ずつ値上がりしている(しかもなんか、明らかに収穫から時間が経っている、カピカピの細いのばかりになってきている)みたいな世紀末な状態で、最近の物価高のやばさを感じており、

 「(最先端の高額ゴミをインフルエンサー使ってゴリ押しして売りつけたり、キッズの寿命を広告収入に変換したりによる)『経済成長』には軽めのインフレが望ましい」みたいな話をよく聞くのですが、なんかまあ、ずっとデフレだと企業がテンション上がらないのは分かるのですが(1個売ったら100円の利益、

 が未来永劫続くとなるとさすがに鬱になりそう)、今のインフレって景気が拡大してみんなの購買意欲が高まって、需要が増加して物価が上昇(ディマンドプル・インフレ)、みたいなのよりは、生産者のコスト(原料価格や賃金)が商品やサービスの価格に転嫁されたインフレ(コストプッシュ・インフレ)な印象で、

 大企業に勤めている人や正社員は、インフレ分を賃上げされたお給料から補填できるのでいいのかもしれませんが、みなかさん含む非正規はインフレ分ほどの賃金アップは期待できず、インフレになればなるほどマイナスがかさんでいき、

 コストプッシュ型のインフレになるとウハウハなのはリ○ルート(企業がコスト削減のために正社員を非正規にリプレイス→中抜き放題)と政府(税収の額面が増える)だけで、非正規はどんどん苦しくなっていく(すべてのしわ寄せが非正規に来る)気がするので、

 「ずっと何もかも安いままでいいじゃん。なんで賃上げとか言ってインフレなんか起こすの?」って正直ちょっと思っています(みなかさんのようないわゆる就職氷河期世代って、たぶんインフレを経験するのって初めてで、そのあたりからの抵抗感もあるのかもしれませんが)。

 みなかさん家庭環境があれなので、親のことはあまり好きではないのですが、当時のインフレのときは親がファイヤーウォールになってくれてたんだなというのは思うのと、その時代の人ってSNSとかで「クソメガネ」とか騒ぐこともできず、黙って耐えてたのすごいよねと思いきや、

 会社説明会行ったら全員採用、ボーナスほぼ非課税、預金金利6%でノーリスクでみんな不動産オーナーみたいな不労所得ぶり、の時代だったらみなかさんだって苦労してないわ、という気もするのですが(読者様:「お前ボーナスないやん」)、

 当時は当時、今は今ということで、散歩がてら家から少し離れた八百屋さんっぽいお店に野菜安く売ってないか偵察に行ったり、自衛策を強化してみようと思います(職場の近くのスーパーは野菜激安なので、出勤ついでにそこで買えばいいのですが、ネギを電車で持ち帰るのはちょいハードル高い)。

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