ハイパーインフレと家賃

 みなかさんは賃貸なので、ハイパーインフレ(の定義に当てはまるかどうかは置いておいて、とにかくある程度強烈なインフレ、という意味で使います)になると家賃がまずいことになりそうで、

 どこかのタイミングで適当な場所にボロハウスを購入したほうがいいような気は少ししており(意地を張らなければ実家バックでいいのですが)、でも買うにしてもマンションは管理費上げ放題っぽいので(すでに値上げ続出みたいな話も聞く)、賃貸の二の舞で、

 じゃあ戸建てかというと、それはそれで住宅ローン(年収低すぎて組めないので心配いらないが)金利は言うまでもなく、固定資産税(家賃や管理費とかに比べると上げ幅はマイルドそう?議員さん土地持ちだろうし)も上がるだろうし、買うにしろ借りるにしろハイパーインフレの影響避けられない気がして、

 固定資産税のかからない(本当?)30万円とかの山林でテント生活とか、キャンピングカー生活とか(自動車税とガソリン代が無理。そもそも無免許)、適当な廃墟に地縛霊を装って住みつくとか、そのくらいしか解決策が思いつきません。

 諸費用で利回りマイナスの負の資産、である持ち家より、その金額分株を買い、賃貸に住んで配当金で家賃を支払う、を貫き、賃貸に住み続けつつ配当金や外貨で家賃値上げに対応する、としても、

 株価は上がるとして、配当金の上がるペースってハイパーインフレについていけるか微妙だし(そもそも3月決算の配当金が6月とかに振り込まれるので、決算時には配当金が4万円で家賃払える、と思っても、実際に配当金を受け取るときには家賃が5万円になっていて足りないとか。

 その点では配当金の入金が早い米国ETFのほうが助けになりそう?)、円だけが安くなっている状況なら、外貨を持っていれば為替パワーである程度どうにかなりそうな気もしますが、運悪く米ドル崩壊も同時に起こり、

 米ドル円のレートは150円のままで、外貨を円に替えてもハイパーインフレで増えた分の出費を補填できない、とかはあまりなさそうですが、一応そういう場合も想定しておいたほうがいいような気もします(戦後のハイパーインフレのときは、

 1945年9月に1ドル15円→その後の急速なインフレで1947年3月に1ドル50円→1948年7月に1ドル270円→1949年には1ドル360円、と、ドル円のレートが約5年間で24倍になった、という噂ですが、その間に物価は70倍になったらしいので、外貨だけだとハイパーインフレに対抗できない説あり)。

円相場 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E7%9B%B8%E5%A0%B4

 「持ち家はインフレ対策になる」、という話をよく聞くのですが、確かに家賃の値上げをスルーできるのは大きいし、家の価値の額面がある程度インフレについていけるのは分かるですが、家で物を買えるわけでもないし(不動産担保ローンとか使う?)、そこがよく分からない点です。

 当面の生活費のために家を売ってホームレスになるのか(住宅ローン完済してることが前提だし、みんながそれをやったら不動産一時的に供給過多になって思ってるほどお金にならなそうだし、円に替えてしまったらそれこそ詰みなので、危ないなと思ったらホームレスを即断し、

 猛スピードで家の売却代金を株とか外貨とかに突っ込まないといけない?代わりの安いボロハウスを買ったり家賃値上げリスクを受け入れて賃貸に引っ越し、ならホームレスにならなくて済みますが、それならなぜ最初からそうせず、身の丈に合わない金額の一戸建てをローン組んでまで買ったのか)、

 投資用不動産を持って家賃値上げでハイパーインフレに対応、と言っても、インフレ分だけ丸々家賃値上げ、なんてそう簡単にはいかないだろうし、維持費のアップ分のほうが上回ってどんどん貧乏になっていきそうな気がするし(下手な地域に物件買ったら毎週特殊清掃呼ぶだけの生活になりそうな気がする)、

 そんなカオスな状況でみんなが律儀に家賃払い続けてくれるという前提がまず微妙な気がしてしまうし(「家賃未払い増加」みたいなニュースが出たら最期、「みんなやってるから」パワーで滞納民大増殖しそう)。

 インフレ大先輩のトルコについて調べてみると、「家賃が2年で3倍」みたいな情報が出てきて(家賃の引き上げ幅を年間25%以下に制限する法律施行→「そんな値上げ幅じゃ無理」と大家が法律無視→借主と大家でトラブル発生、○人事件に発展したケースも、と怖い記事も出てきた)、

家賃急騰、2年で3倍 トラブルで○人事件も 超インフレ下のトルコ【地球コラム】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=202309world

 トルコで「2年で3倍」みたいなレベルだと、日本ではハイパーインフレってほどのことは起こらないような気もしてきましたが、最近の生鮮食品の値上げぶりとか尋常じゃないし、

 「アメリカが利上げ」だと(実際は分かりませんが、印象としては)あまり心配な感じはしないのですが、「日本が利上げ開始」となるとけっこうリアルに、「終わりの始まり」「トルコ化スタート」という気しかしなくて、

 でもトルコのハイパーインフレについての記事をいろいろ読んでいると、「最低賃金49%増」とか、「飢餓ラインの月額所得(食費のみ)」、「貧困ラインの月額所得(衣食住など最低限を保証する所得)」とか、聞いたことない感じの単語が出てきて、インフレ地獄にはまだまだ全然先がある(日本はまだ地獄の入り口にすらいない)んだな、という気がしました。

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